しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。
人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。
主はあなたとその子孫の上に激しい災を下されるであろう。その災はきびしく、かつ久しく、その病気は重く、かつ久しいであろう。
ただ捕われた者の中にかがみ、 殺された者の中に伏し倒れるのみだ。 それでも主の怒りはやまず、 なおも、そのみ手を伸ばされる。
それゆえ、主はその若き人々を喜ばれず、 そのみなしごと寡婦とをあわれまれない。 彼らはみな、不信仰であって、悪を行う者、 すべての口は愚かな事を語るからである。 それでも主の怒りはやまず、 なおも、そのみ手を伸ばされる。
マナセはエフライムを、 エフライムはマナセを食い、 彼らは共にユダを攻める。 それでも主の怒りはやまず、 なおも、そのみ手を伸ばされる。
東にスリヤびとあり、西にペリシテびとあり、 彼らは大口をあけてイスラエルを食い尽す。 それでも主の怒りはやまず、 なおも、そのみ手を伸ばされる。
子を産む女の苦しみが彼に臨む。 彼は知恵のない子である。 生れる時が来ても彼は産門にあらわれない。
民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに地震があり、またききんが起るであろう。これらは産みの苦しみの初めである。
しかし、これらのあらゆる出来事のある前に、人々はあなたがたに手をかけて迫害をし、会堂や獄に引き渡し、わたしの名のゆえに王や総督の前にひっぱって行くであろう。
富んでいる人たちよ。よく聞きなさい。あなたがたは、自分の身に降りかかろうとしているわざわいを思って、泣き叫ぶがよい。